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6月議会でコロナ関連等36億円の補正予算

6月議会に提出されている補正予算から特徴的なものをいくつか紹介します。

小中学校児童生徒に1人1台のタブレット購入予算20億

国は、全国一斉に小中校生全員に1台ずつパソコンを配備する「ギガスクール」構想を進めており、豊橋市でも、タブレット型パソコン、学習用ソフト、ネットワーク環境の整備などに、6月補正で20億円の予算を計上しました(全額国の負担)。市は、多様な学習機会を保障するもので、コンピューターを使った共同学習や、電子ドリルの利用などを検討しているといいますが、一人一人の利用経験や、学力に応じた対応などが求められ、コロナ感染症予防対策、授業の遅れへの対応、子供の心身のケアなどに疲弊している先生方にさらに過重な負担がかかってはならないと思います。

日本共産党市議団は、今回のような場合に、すべての児童生徒が等しくオンライン授業を受けられる環境が必要であることを踏まえ、反対はしませんでしたが、少人数学級や、教員の増員、ネット社会の危険性の学習、子どもたちと一緒に利用ルールをつくること、先生方の負担軽減などを求めるとともに、今後も注視していきます。

豊橋エールチケット、ひとり親家庭への支援などコロナ感染対策予算

〇豊橋エールチケット

コロナ感染症で売り上げが激減している市内の小売店、飲食店などを支援するため「豊橋エールチケット」を発行。5000円で6000円分の利用ができるもの(市の補助はプレミアム分1000円の50%)2,500万円

【販売・利用期間(7月27日~9月30日)販売取り扱いは市内郵便局、利用は参加店にて(現在参加店募集中)】

〇ひとり親家庭に5万円を給付

児童扶養手当を受けているひとり親家庭に5万円給付、二人目からは3万円。さらに収入が減り、家計が急変した家庭に5万円の追加給付 3億8,400万円

〇学童保育への支援

学校休業に伴い午前中に開設した学童保育への補助金がようやく支払われます。

  • 民営児童クラブ特別開所支援補助金 38クラブへ 4,869万円
  • 利用料返還支援補助金 2,091万3,000円

〇保育料返還のための給付

  • 登園自粛にともなって減額した保育料を認定こども園・法人保育園などに給付。

保護者から徴収している場合は返還にあてるなど各園で対応 1,600万円

議員報酬を9か月間減額する条例を全会派一致で採択

新型コロナウィルス感染症対策関連事業に充てることを目的にして、2020年7月から2021年3月までの9か月間、議員報酬を10パーセント削減する条例を議員提案。6月1日の議会初日に全員一致で可決しました。総額は1,913万1,300円となり、内訳は次の通りです。

議長 644,400円
副議長 585,900円
議員 526,500円×34人=17,901,000円

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