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感染対策には徹底的な検査を!

愛知県でも豊橋市でも、コロナウイルスの感染者数が急増しています。県下で3784人(17日)。豊橋市では55 名(18日まで)になりました。

豊橋では、最初に緊急事態宣言がでていた5月までは、感染した方が8名(亡くなった方が一名)でした。7月に9例目の感染者がでてから、7月、8月と一気に増えた形です。飲食店でのクラスターが発生したり、感染者のご家族が感染するなどにより広がっています。感染経路の不明な方もおり、市内でも心配な状況です。保健所は、感染した方が出ると「発症から2日前」までさかのぼって、どこでどう過ごしていたかの「行動履歴」を追いかけます。そして接触のあった方一人一人の状況を確かめて、濃厚接触者の認定をします。濃厚接触者になった方は、 二週間の自宅待機を指示され、PCR検査を受けて感染の有無も確かめます。

陽性だった場合は、さらにその方の「行動履歴」を追うことになります。豊橋市保健所によると、現在のところは、PCR の検査の体制も、医療の体制も、持ちこたえていますが、職員さんの負担は、相当なものになっているようです。

日本共産党は、先月末、名古屋などの感染震源地(エピセンター)を中心に、徹底的なPCR等検査を行って、感染力の強い無症状の感染者を洗い出して隔離・ 保護し、感染の拡大を抑え込むことを、安倍首相に提言しました。世田谷区は検査体制を強化し、誰でもいつでも何度でも検査を受けられる「世田谷モデル」を提唱しています。豊橋でも市民一人ひとりの感染拡大を防ぐ努力と併せて、一層の検査体制の強化によって、感染力のある無症状の感染者をつかむ仕組みが必要です。また医療/介護や、学校/保育にかかわる人たちへの定期的な検査などによって、感染拡大を防ぐことも大事です。こうした手立てをとる中でも、市民生活と地域経済の疲弊も相当なものがあり ます。安倍政権は一刻も早く国会を開会し、専門家の意見も踏まえて徹底的な議論を行い、自粛に必要な保障と、感染防止のための仕組みへの財政的な措置を講じるべきです。

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