豊橋でも、異常な暑さが続く中、子どもたちの学ぶ学校ではあまりの暑さに体調を崩す子どもがうまれ、救急車を呼ぶ事態にも至っています。
学校ではグラウンドでの活動の中止や、プール授業の中止なども行われています。
子どもたちの命と健康のためにも、学習環境を整えてあげるためにも、小中学校の教室と体育館に、エアコンを設置するのは、喫緊の課題になっています。
日本共産党豊橋市議団として、豊橋市長と教育長あてに、「小中学校にエアコンの設置を求める申し入れ」を行いました。
2018年7月31日 豊橋市長 佐原光一様 豊橋市教育委員会教育長 山西正泰様 日本共産党豊橋市議団 団長 斎藤 啓 中西光江 鈴木みさ子 小中学校へのエアコン設置を求める申し入れ(案)
深刻な猛暑が続く中、国内の最高気温が更新され、全国で熱中症死者が続出するという記録的な暑さとなっています。7月17日には、豊田市の小学1年生が野外活動後、熱中症で死亡するという悲しい事故が起こりました。豊田市は今回の事故を受けて、計画していた学校へのクーラー設置を前倒しで設置することを決めました。 文部科学省は2018年4月、学校環境衛生基準の一部を改正し、教室の望ましい温度の基準をこれまでの「10℃以上30℃以下」から「17℃以上28℃以下」に変更しました。日本共産党豊橋市議団は、市内のいくつかの小中学校の聞き取りをする中で、基準の温度を大幅に越えた教室で子どもたちが授業を受けている状況をつかみました。酷暑の中の授業は子どもだけでなく教師にとっても深刻です。熱中症対策を急ぐとともに、学校での学習環境の根本的な改善を図るべきだと考えます。 2017年4月発表の文部科学省調査では、公立小中学校の普通教室のエアコン設置率は全国49.1%、愛知県35.7%にとどまっていますが、豊橋市においては2.4%の低さです。市内の小中学校へのエアコン設置は、子どもたちのいのちに関わる最重要課題です。 つきましては、子どもたちの健康といのちを守り、学習環境を改善するために市内の小中学校へのエアコン設置について、早急に検討していただくことを求めます。
記
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受け取った教育長は、「真摯に検討をさせていただきます」というお答えでした。