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休業明けの学校の対応について(斎藤ひろむ議員)

6月議会、一般質問の報告

6月定例会が6月3日から19日の日程で開催されました。日本共産党豊橋市議団で取り上げたテーマについて、3人の議員がそれぞれ報告します。

斎藤ひろむ議員

小中学校が再開して、一カ月余がたちました。皆さんの周りの子どもさんたちは、元気に学校に通っていますか?

三カ月にもわたる学校休業で、子どもたちを取り巻く環境は心配がたくさんあります。一般質問では休業明けの学校の対応について聞きました。

本来の学校のあり方に立ち返って

学校は、もともと「勉強」だけの場所ではありません。夏休みを短縮し、運動会などの行事を減らしていく中で、子どもたちの望ましい成長が保障されるのでしょうか?「「人格の完成」(教育基本法)に照らして、適切な教育が達成できるのか」と、そもそもを問いかけました。

教育長「豊橋が目指す教育は「生きる力を磨き深めること」「行事などは制限せざるを得ないが、体験を通じて関わりが深まる価値ある教育活動ができるよう配慮し、知徳体のバランス取れた子どもを育てる」と答弁がありました。児童生徒が様々な経験もとに成長できるよう、学校本来のあり方に立ち返った教育をぜひとも期待したいところです。

いまこそ少人数学級を

再開直後の学校は「分散登校」となり、クラスの人数も半分となっていました。「三密」を避けるためにも、いまこそ「少人数学級」を拡げるべきときです。クラスあたりの人数を減らすことについても質問しました。

教育長「(少人数は)三密防止と、一人一人に行き届いた支援が可能になる点の効果があるが、教室や教員の数が足りないこと、エアコンのない特別教室があるなど、大きな課題がある」という答弁でした。

国の教育費の抜本的な増額も必要であると同時に、豊橋は、人件費だけでも年1億近くかけて、イマージョン教育を行うなど、教育予算には大きな偏りがあります。子どもたちが安心して学び、のびのびと成長できる学校に、豊橋市もしっかりと向かっていくように求めてゆきたいと思います。

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