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【6月議会一般質問】タブレット端末家庭でも活用、でも大丈夫?(中西みつえ議員)

中西みつえ

新型コロナウィルス感染拡大により、この4月、全国の小中学校に1人1台のタブレット端末を配備する「GIGAスクール構想」が前倒し実施されました。学校での活用も始まったばかりですが、家庭学習にも活用するとして4月から5月の間に「お試し持ち帰り」がされました。保護者から、「使い方によって身体への影響が心配」「使用時に広告がたくさん出てくるのは問題ではないか」など、使用にあたっての不安や問題視する声、持ち帰りに同意しない家庭があるなどの声を聞きました。また、ある放課後児童クラブが、学校にタブレットの取り扱いについて問い合わせたところ、市から「児童クラブでは使用できない」との回答に疑問の声がありました。そのような状況をふまえ、家庭学習でのタブレット活用のあり方について、子どもたちにとって豊かな学びとなるよう有効な活用が必要と考え質問しました。

タブレットの活用方法について考える

「学校ではタブレットの使用は30分を目安として、視力の低下や姿勢、睡眠への悪影響がないように指導し、各家庭において子どもと一緒にルールづくりをするよう依頼している。タブレットの持ち帰りに同意しない家庭には、個別に理由を聞き取り、安心して使えるように丁寧に説明している。 同意しない場合は家庭学習の方法に配慮していく。無料アプリの使用時に広告が表示されるが、消去方法を授業の中で教えている。」とのことでした。今後の家庭でのタブレットの使用には、学校と家庭での情報共有を進めながら適切に対応していくことを求めました。

また、児童クラブでの市の対応については、「学校でタブレットの運用を開始して間もないため、現時点の対応である」とのことでした。放課後の児童クラブでは宿題も行う「家庭」の役割を担っています。今後タブレットを使って宿題が出されることになれば児童クラブにおいても取り扱いの検討が必要です。学校と児童クラブとの協議をもとに対応を図っていくことを求めました。

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