8月8日(日)、豊橋市民センターにて「学校給食費の無償化を求める会」主催の集いが開かれ、日本共産党豊橋市議団の3名が参加しました。集いでは、会を代表して河合やちよさんが、「浅井市長が公約した小学校の給食費無償化は期待が大きかったが、実現がかなわなく残念だった。給食費無償化の実現を願う子育て関係の団体・個人が集まって会を結成した。学校給食についてみんなで学び、無償化を求め幅広い声を集めていきたい。」とあいさつされました。
「食育で子どもが伸びる!」と題した講師の小川雄二先生の講演
先生の講演では子どもと保護者の食をめぐる現状から、さまざまな「こ食」の問題点(孤食、個食、子食、粉食など)を示していただき、みんなで同じ給食を楽しく食べる習慣が子どもの成長・発達に重要な役割を果たしていることを学びました。また、食育の実践から子どもたちが五感を通して日々成長している様子が生き生きと語られ、保育者や学校の先生の役割の大きさも実感しました。
給食費の無償化についてみんなで考える機会にもなり、「社会の富(税金)を学校給食の無償化に使うことは豊橋市の発展のために有効である」との先生の言葉は、豊橋市の給食費無償化を求める市民へのエールに聞こえました。
参加者によるトークでは、学校給食についての思いや、無償化への期待の声が
4人の子育て中お父さんは「無償化になれば、家計が本当に助かる。」と実感を込めて発言されました。小中学校の9年間、一人約50万円の給食費がかかるので、無償化になれば4人で約200万円の負担軽減になるのは大きいです。
最後に、会より12月議会に向け無償化を求める署名への協力について呼びかけられました。今回の集いで学んだことを力に、無償化を求める会の皆さんや市民のみなさんの思いに応え、市議団として要求実現のために頑張ります。