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【6月14日一般質問】7番目 斎藤ひろむ議員

6月議会が始まります

6月13日~15日の3日間で一般質問が行われます。新型コロナウイルス感染症への対応として、1人当たり40分とされていた質問時間が、今回から通常の1時間に戻ります。6月議会では20人の議員が質問に立ちます。1日目から2日目は7人、3日目は6人の議員が質問します。直接傍聴もできますが、インターネット中継もありますので、ぜひ傍聴ください。

6月14日(火)7番目 斎藤ひろむ

1、ジェンダー平等と性と生の権利のとりくみについて

(1)包括的性教育の考え方について

(2)生理用品の配布の仕方の考え方について

(3)性暴力被害者への相談と支援について

【質問のポイント】

いま、連日のように性暴力、性被害にまつわる記事が新聞をにぎわしています。長崎市の職員の女性記者への性暴力、映画界にはびこる監督や俳優の性暴力、一月の共通テストの前日に「受験生に、痴漢まつりだ」といった趣旨のツイートが、ネット上に流れたというニュースを覚えていますか?ロシアによるウクライナ侵略では、確認できただけでも100名超える女性/少女が被害に遭っているという報告を国連安保理が出しました。このように今日なお、弱い立場の人たち、とりわけ多くの女性が、日々性被害のリスクにさらされています。

性加害者には「性欲を満たす」のではなく「支配欲を満たす」という心理が働いているという研究があります。こうした性暴力を廃絶するためには、誰もが、自分の心と身体を権利ととらえて大切にし、また他のだれかの心と身体も大切にするという考え方を身につける必要があります。

また、性指向と性自認…いわゆるSOGIの問題や、人と人との関係の多様性の尊重など、性と生にまつわる様々な問題を、年齢と発達段階に応じて、適切に学ぶ必要がある…そのことが国際社会の「性教育」の、スタンダードになっています。それが「包括的性教育」と呼ばれるものです。残念ながら、今の日本の性教育は、「寝た子を起こすな」と言う政治家がいるなど、そうとう遅れています。

私の6月の一般質問では、「包括的性教育」について、豊橋市の認識と現在の取り組みについて質問をします。

また、豊橋市でも取り組まれている、生理用品の配布について、トイレの個室に設置をすることの提案、性被害に遭ったときに、救援を求める、「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター」が、愛知県では名古屋市と一宮市にしかない中で、豊橋市として、性被害の方の相談と、支援の窓口/取り組みが必要ではないかという提案を、質問にしてゆきます。

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