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議会の「国内外派遣」実施するというなら、とことん精査が欠かせない

カテゴリー: 活動報告, 齋藤ひろむ

豊橋市議会では、かつて実施していた「議会からの国内外への議員派遣」を復活をさせようという動きが強まっています。

豊橋市議会ではH18年に、それまで実施をされていた「海外派遣」を廃止し、「もし海外に行くなら各会派が視察という形で目的をもっていくべきだ」という議論をして、政務調査費を月額2万円増やすという決着をつけました。

しかし今年度、自民党豊橋市議団から「国内外への派遣」についての要綱作成の提案があり実施要綱を作成。
その要綱の中ではあくまで、毎年実施するものではない、一つ一つ意義を精査して実施する、ということは確認をしているんですが…それが歯止めになるのかどうか。

そして、自民党豊橋市議団からは、来年度に向けて、福島への「国内派遣」についての提案がされています。
豊橋市は、NHKの朝ドラに、福島市出身の作曲家古関裕而さんの妻の金子さん(豊橋市出身)を主人公へと誘致しようという取り組みをすすめることにしていいます。
そこで、議会もあげて取り組む、ついては福島市の国内派遣の事業を予算化しようという話です。

私は、プロモーションとしてのそういう誘致活動は「端から無駄」とまでは思ってはいません。
しかし、財政が厳しいといってる以上、費用と効果は厳格に見ていく必要があります。
しかも、議会サイドもそれに乗っかって、福島まで議員がぞろぞろ出かけていく必要が、どれだけあるものか…?

なので、
1.そういう事業に議会が取り組んでいくことの意義は?
2.かつて、海外派遣をやめ政務活動費に組み込んだことの整合性は?
という二点から、いま、議会の各派交渉の中で異議を唱えています。
ホンの3/36の議席ではありますが、ちゃんとチェック機能を果たしていく必要があると思ってがんばります。

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