来年度予算についての要望書を、佐原市長に提出し、懇談をしてきました。
今回の要望の内容は、市政全体の分野にわたるのですが、とりわけその中でも重要視している項目を、以下の13点にまとめました。
- 特別養護老人ホームの更なる増設をすすめ、要支援1,2、要介護1,2の方にも実態に応じ入所をはかること
- 国が改悪を強行した要支援者の総合事業への移行にあたっては、現行のサービス水準を維持し、事業者の運営に困難が生じないようにしていただくこと
- 子ども医療費助成制度について
- 無料の対象を通院も中学卒業まで引き上げていただくこと
- 学童保育指導員(支援員)の処遇改善を図るためにも、国の処遇改善補助金を豊橋も導入していただくこと
- 国民健康保険税を一世帯あたり平均1万円引き下げていただくこと
- 国民健康保険税の均等割を18歳まで免除していただくこと
- 市民病院における選定療養費の対象から、救急車による搬送をのぞくこと
- 学校給食費の無料制度の導入をはかること
- 小中学校の普通教室にエアコンの設置を行うこと
- 市独自の奨学金制度の導入をはかること
- ゴミ収集の民間委託をやめ、直営でおこなっていただくこと
- 地域経済をささえている中小企業、地場産業、商店街などの役割を重視した「豊橋市中小企業振興条例(仮称)」を制定し、地域経済振興を図っていただくこと
- 住宅リフォーム助成制度を創設していただくこと
その後の懇談では、これらの要望に、市長のご意見はまったくかみ合いませんでした。
私(斎藤)の感想としては、豊橋市の施策の一つ一つへの賛否(評価)の前に、市長の政治姿勢そのものを問い、対決をしていくということが、議会の論戦上どうしても必要なことであるように思いました。
議会ではなかなか答弁に立たない市長です。
本当はしゃべるの好きなはず、と思っていますけど。