堀田元議員は9月議会で、「しんぶん赤旗」と特定できる聞き方で、庁舎内での管理職への政党機関紙の勧誘などについて質問しました。
総務部長は「購読は自由意思に基づくものである」としながらも、今年5月に同氏の依頼で管理職343名への調査を行ない、勧誘を受けた人数、購読者数などとともに、「心理的圧力を受けた」「断りづらかった」などとの回答があったと答弁。これを氏は職員に対する「ハラスメント」と主張したのです。
調査そのものが、思想信条の自由、内心の自由の侵害であって、調査を指示することがまさしく地位を利用したパワハラではないでしょうか。私たち市議団は、どの政党のものであろうと、購読するのも断るのも自由であり、任意の購読により、政党の考えを知っていただくことは、なんら批判されるようなことではないと考えます。もちろん庁舎の適正な管理のための規則や、個人情報の保護など最大限配慮しながら今後も庁舎内での活動を行なっていきます。
なお同趣旨の陳情も豊橋市議会はじめ、全国の自治体で提出されており、統一教会系の「世界日報」がこの件で、キャンペーンを繰り広げていることも看過できません。