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長坂市長初の予算のなかみは?

学校に行きづらさを感じる児童生徒のための居場所「エールーム」の2校から4校への拡大や、市営の合葬墓設置に向けた検討、ゴミの戸別収集に向けた検討など、公約実現に向けた事業に長坂色が盛り込まれましたが、一方でまちなか再開発の推進、新たな道路整備の促進など、前市長時代の継承も散見されます。

要望の強い給食費の無償化は半額助成にとどまり、国保税はさらに引き上げになるなど、くらしに寄り添う予算となっていません。

党市議団は、市民生活優先の視点でチェックし予算委員会質疑を行ないます。(予算詳細については次号以降でもお知らせしていきます)

党市議団の予算要望が数多く盛り込まれる

長坂市長の初めての予算の中から、党市議団の要望が盛り込まれた主なものを紹介します。

  • 生活保護のケースワーカーの増員
  • 補聴器の購入補助
  • 障害児保育の受け入れ園の拡充30→31園へ
  • 保育園を東部・北部地域への増設→つつじが丘保育園の新設
    同園での病児保育の実施
  • 民営児童クラブの増設(3か所)
  • 民営児童クラブ賃借料補助
  • 児童相談所の設置に向けた検討の開始
  • 小学校全学年、中学校2年生までの35人学級の導入
  • 避難所における段ボールベッドの配備
  • 豊橋空襲の日(仮称)制定の検討(予算化はなし)
  • 戦後80年にふさわしい平和関連事業→広報への掲載(予算化はなし)

豊橋学童保育連絡協議会と、市内の学童保育の保護者の皆さんが長らく要望してきた「家賃・地代の補助」が、ついに来年度、豊橋市の予算案に計上されました!

全国の市町村では、当たり前のように支給されていた、学童保育施設の地代・家賃の補助制度が、豊橋市では「初年度のみの支給」となっており、この間、何十年にもわたって豊橋学童保育連絡協議会と学童運営している父母会の皆さんが要望活動を取り組んできました。日本共産党豊橋市議団は、毎年、請願書の紹介議員となり、議会でも市に実現を強く迫ってきました。

市長が代わって最初の予算となった2025年度予算案で、ついに補助制度が実現する運びとなり、地主さん、家主さんのご厚意もいただきながら豊橋市で運営してきた多くのクラブにとって、一番の朗報となりました。

党市議団は引き続き、指導員さんが働き続けることができる環境整備や、安心して子どもたちが過ごせる学童保育環境をつくるために、保護者のみなさんのご意見を聴きながら力を尽くす決意です。

加齢による視力低下で、補聴器が必要だが、購入費用の負担が大きいので市で補助してほしいと、党市議団と年金者組合のみなさんなどが、長年求め続けていた補聴器購入の補助も予算計上されました。

対象は65歳以上の非課税世帯の方、購入費用(セット)の2分の1(上限3万円)が補助されます。(予算300万円)

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