今年も豊橋市内の小中学校では、上の文書が児童生徒に配られます。
「医療機関受診時の初診時選定療養費の負担について(お知らせ)」
「初診時選定療養費」とは、いわゆる「大きい病院の紹介状なしの初診料」っていうもの。
初診はかかりつけ医にかかってください、という趣旨で、いきなり大きな病院に来た時に、余分にお金を取るわけです。
これ、子ども医療費が中学校卒業まで無料(通院)になってるはずの豊橋でも、市民病院はじめ、子どもにも、かかってきます。
その案内を、学校でわざわざくばるわけは…
なんと、学校の事故等で、救急車で市民病院に搬送されたときにも、保護者の皆さんに5500円が請求されるんです!!
常識で考えても、ありえない!
(豊橋医療センターは子どもからとるのは時間外のみで、学校の時間はとられません。成田病院は小中学生は無料)
そして、このお金は学校の保険(日本スポーツ振興センターの共済)の対象にもならないんです。まるっと保護者の負担になるわけ。
私(斎藤)は、この数年来、なんども議会で、
「市民病院が、「学校から搬送された場合は取らない」か、市の教育委員会が「学校から搬送したときは、医療券等渡して、保護者負担なくす」か、対応せよ!」と言い続けていますが、いまだに、保護者への負担はなくなっていません。
保護者の責任でもない、学校からの子どもの救急搬送に、保護者への費用の負担をかけるのはもってのほかです。
一刻も早く改善をはかるべきです。