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【一般質問】赤ちゃんの虐待死亡事例の検証について(中西みつえ議員)

前号に続き、他の一般質問について報告します。

中西みつえ

本年4月16日に豊橋市において、生後9日目の赤ちゃんが母親によって死亡させられるという痛ましい事件が起こりました。出生届が提出される前に起きた事例です。本市は児童虐待死亡事件が繰り返されており、再発防止に力を入れて取り組んできていましたのでとても悔やまれます。その後、関係機関との検証会議を経て取りまとめがされました。そこで検証を踏まえ、さらなる再発防止に必要な取り組みについて質問しました。

検証を踏まえ適切な対応を

「予期せぬ妊娠や精神的な課題を抱える妊婦、家族から支援を受けられない妊婦など、妊娠届出時から出産後の養育に対する支援の必要性を把握し、関係機関と健康状態や生活環境、経済状況を確認しながら継続的に支援していくことの重要性を改めて認識した。検証を踏まえ、より一層適切な対応を努めていく。」との答弁でした。

必要な支援につなげ、未然の虐待防止に

豊橋市は母子手帳の発行時、子育て包括支援センターの「ほいっぷ」と「ここにこ」の2ヶ所で面接を行い、妊婦さんの状況把握をしていますが、今回の事例の検証を踏まえ、丁寧な把握に努めること、また事前に家族の協力が得られない妊婦さんには産後ケア事業を周知するなど適切な支援につなげることが必要です。再び子どものいのちが虐待によって失われることのないように、今回の事例検証を活かしていくことを求めました。

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