鈴木みさ子議員
このほど、佐原前市長所有の一部の土地の買収において、違法または不当な公金支出が行なわれたとして、市民から住民監査請求が提出されました。
その内容というのは、佐原前市長が自宅の建設のために平成20年11月に購入した土地をめぐる疑惑です。
もともと弥生町線を整備する予定地でした。都市計画道路の区域内に建物を建てる場合には、都市計画法第53条に基づく許可が必要です。容易に移転し、または除去することができるならば可能という許可条件があり、立退きが必要になった時、ほとんど補償費が生じないよう、家を建てたはずです。
しかし、立退きに際して、佐原氏の土地の一部の買収費として、土地購入費と物件等の補償費、6,800万円が支払われたとされていることに対して、その算定に不正または重大な誤りがあり、違法または不当な公金支出ではないかという趣旨のものです。
(なお、「土地代金等の算定の根拠や支払い時期については、長坂議員の令和2年3月議会において、前市長は答弁せず、建設部長が答弁を拒否している」とされています。)
市議団の見解
(1)前市長が、道路建設の予定があることを知っていて、その土地を購入したこと。(2)また、それに対する許可。(3)土地購入費の妥当性。この3点の疑惑について、市は明らかにする必要があると考えます。市議団としても追及していきたいと思います。