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【一般質問】イマージョン教育、このまま続けていいの?(中西みつえ議員)

【3月定例会報告】
3月定例会が始まり、3月5日代表質問、8~9日で一般質問が行われました。その後補正予算、新年度予算の審議が続き、29日が最終日の本会議となります。

中西みつえ

豊橋市は今年度加えてから八町小学校で、国語と道徳以外の授業を英語で行う選択コースを全学年に設けました。

英語で「浸すこと」を意味する「Immersion」からイマージョン教育と呼ばれ、主要教科を含む英語づけは公立小学校で全国初です。佐原前市長が肝いりで始めた教育です。

人も予算も手厚いイマージョン教育

初年度となるイマージョン教育コースの職員体制は定員25名の少人数学級に担任教師と外国人の専任教師 (NET) が各1人ずつ配置され、さらに教材開発担当他2人が配属されています。イマージョン教育に係る人件費が年間約1億円です。

加えてイマージョン教育コース開設のため校舎増設にも予算を付けています。公教育の中に人も予算も手厚いイマージョン教育を導入したことは、教育予算のかけ方が公平ではありません。

公教育としてふさわしくないイマージョン教育コースの募集はやめるべき

令和3年度入級の応募状況では、1年生20名の募集に対し、64名の応募があり3倍の倍率です。昨年度が44名の応募でしたので今後もさらに倍率が高くなることが予想されます。定員をオーバーすれば抽選となって希望してもイマージョン教育が受けられません。

限られた子どもしか機会がないことも公平ではありません。令和4年度からの募集はやめるべきです。

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