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「ユニチカ跡地問題」の解決にがんばってきた人たちを「プロ市民」よばわりする自民党市議の不見識

カテゴリー: 政策関連, 齋藤ひろむ

 豊橋市議会の12月議会で、「ユニチカ跡地」裁判にかかわる、住民側弁護団への弁護士費用と、市側弁護士への弁護士費用にかかわる議案と予算案が提案されました。

 「ユニチカ跡地」問題とは、豊橋の弥生町で操業していたユニチカ(株)が工場を撤退した際、その跡地を不動産会社に63億円で売り渡してしまったことに対して、「もともとの契約では市に返還すべきものだった。市は土地の所有権か売却益をユニチカに求めるべきだ」と、130人の市民のみなさんが前佐原市長を相手どって「住民訴訟」を起こした、という問題です。
裁判所は、その主張を一部認めて、26億円がユニチカから豊橋市に渡されています。

 今回、市から提案された議案と予算は、市民側の弁護士さんに対して(敗訴した)市側が弁護士費用を払う、という議案と予算、そして、市側の弁護士さんに対して、この事件にかかわって弁護士費用を払うという予算の二つです。
 私ども日本共産党は、市民側の弁護士費用の支払いは当然として賛成、そして敗訴した市側の弁護士さんには、この(敗訴した)事件にかかわって弁護士費用を払うのは、市民感情として認められない、と反対の立場をとりました。(市側の弁護士さんには、弁護士としての委託料などは市から払われています)。
議会ではすべての議案が通り、双方の弁護士に弁護士費用が払われることとなりました。

 17日の市議会本会議で、日本共産党の鈴木みさ子議員が、この予算の反対討論をしていたところ、とある自民党市議が「プロ市民だ」との不規則発言(ヤジ)をとばしました。
 「プロ市民」とは「 自身のイデオロギーに基づき政治的ないざこざのある地域に乗り込んでいく活動家(活動を生活の糧にしている非・現地住民)を指す言い方」(実用日本語表現辞典より)です。
 原告団としてがんばってきた市民に対する、あまりにも失礼な発言です。
 裁判所も認めた市と市民の当たり前の権利を、ないがしろにした前市長の判断を、「おかしい」と声をあげ、個人的には何の利益も見込めないのがわかっていながら訴訟にまでがんばった130人の市民のみなさんへの、侮辱ともいうべき不見識な発言です。

 ユニチカ跡地をめぐる大問題については、市側がなぜ当時「土地の権利はない」という判断をしたのか、などの疑問はのこっていますが、今回の弁護士費用の支払いで、一連の裁判などには一つの区切りがつきました。
 この問題に、当時の市長と、市は猛省をすべきことがあると思います。
 市民の権利を取り戻すためにがんばった市民のみなさんには、心からのねぎらいの気持ちを送りたい。
 同時にその市民のみなさんを侮辱する、不見識な自民党市議がいたということを、批判とともに、はっきりと残しておきたいと思います。

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